静観

中高生に対しては、新学期開始前に、普段の勉強や定期試験前の勉強に関するプリントを渡しました。

そこには、やり方や量などを示しておきました。

そして、「その通りして成績が悪ければ私が責任をとるが、そうでなければ責任を負うつもりはない」と記し、その旨を保護者にもお伝えしました。

中学生になれば自我が芽生え始めますから、言った通りに動くなんて思っていません。

こちらは基本的なことを示し、それに自分の考えでアレンジを加えるならお好きなように、と思っています。

できる子は、まず言われたとおりにやり、それで良い結果が出るのを確認して、独自のアレンジを加えていきます。

できない子は、右も左もわかっていないのに、こちらが示したものを見て「大変そうやな」と思い、自分が楽になるようにアレンジして、ものの見事に失敗します。

自分のやりたいようにやり、それでうまくいけば問題ないですが、うまくいかなければ、その時にアドバイスした方が効果的かなあと思っています。

先日、中学生の1人が定期試験勉強をしていました。

ノートをまとめているようでしたが、いろんな色のペンを使い、それはもうきれいなノートを作っていました。

私は、そんな方法は伝えていません。

きれいなノートを作り、作るだけで満足する…失敗する人の典型例です。

実際、この生徒はノートを仕上げた後、ただただ眺めているだけでした。

その科目は次回が初めての定期試験ですし、中高(大)一貫校ですから、多少失敗するのも良い経験だと思って静観しています。

「かわいそうに」と思いながらの静観ですが。

厚志館

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