どちらをとる？

先日、問い合わせがあった方と面談しました。

うちのような小さな塾への問い合わせは、定期試験が良くなかったと、結果が返ってきてから来られるケースがほとんど。

「もうちょっと、早くうごいてくれれば…」というのが本音です(笑)

で、通っているまたは通っていた塾のことを聞くのですが、驚くのが他塾の宿題の量。

ムチャクチャ多くて、本当に驚きました。

小5の子の宿題の量を見ましたが、当塾の2～2.5倍くらい。

通っている塾の宿題を1週間に振り分けようとしましたが、無理でした。

高1の子は、高校受験の時に通っていた塾のことを聞きましたが、宿題が多そうでした。

塾側とすれば、「とにかく量をさせる。量さえこなしてくれれば、やり方はどうでもいい。それについてこられる人は志望校に受かるし、ついてこられない人は見捨てる」ということでしょう。

ぶっちゃけ、指導の良し悪しなんてどうでもいいという感じで、「そりゃ、この量をこなせるのなら、志望校には合格するって」と思いました。

他塾では、勉強を教えることはあっても、勉強の仕方や計画の立て方は教えないようです。

宿題の量は、恐らくトップレベルに合わせているのでしょう。トップレベルが「物足りない」と思ったら他塾に移る心配がありますから、トップレベルが「ちょうどいい。」という量を出すのでしょう。

だから、凡人（すいません）はついていけない。

当塾は、勉強も教えますが、並行して勉強の仕方も指導します。

私も中学受験時や中学生の頃は、「量をこなす派」でした。そして量をこなしました。

そんな勉強の仕方ですから、中学1，2年生の頃の成績はボロボロでした。

その後は自分なりに試行錯誤を繰り返し、なんとか1浪で大学に合格できましたが。

当塾を開いた時、以前勤めていた塾のように進めましたが、入塾試験もしなかったからか、量をこなせる生徒が皆無でした。それからは、ギリギリまで量を減らし、勉強の仕方で理解を深めるようにしました。

当塾で中学受験を経験した者は、勉強の仕方を教えこんでいるので、中学以降も大崩れしません。

こういうことを発信しても、大手他塾を選ぶ人が多いわけですから、世の中分かりません(笑)