真骨頂
先日の記事「久々の再会」で記しましたが、久々に会った教え子が生徒への差し入れとして洋菓子を持ってきてくれました。
もちろん、生徒に配りました(私が独り占めするなんてことはありません(笑))。
生徒の旅行土産などもそうですが、生徒に配る時には、「卒業生の(高校◎年生の)○○さんの差し入れ(お土産)やし。会ったらお礼を言ってね(お礼のメールを送っておいてね)」と言っています。
一昨日、この洋菓子を持ってきてくれた教え子に連絡することがあったんですが、返信メールにこのように書いてありました。
「先日生徒さんたちから各々、礼儀正しくお礼のメールを頂戴し、さすが塾生はしっかりした教育を受けておられると感動しました」
「感動」は言い過ぎにしても(笑)非常にうれしい言葉でした。
以前も、ある卒業生が当塾の生徒とバスで偶然一緒になったらしいのですが、生徒がちゃんと挨拶したそうで、「1度しか会ってないのにちゃんと覚えてくれて、挨拶までしてくるって…しっかり教育されてますね」と言われたことがあります。
もちろん保護者のしつけが大きいとは思いますが、当塾としては勉強以上に厳しく指導しています。
最近の習い事は、塾なら成績を上げることに、スポーツなら勝つことに、ピアノなら上達することに力を入れがちに思いますが、小さくても一つの社会である以上、そういうこと以前に社会のルールをしっかり身につけさせるべきだと思っています。
しかしこのご時世、私がやっているようなことは評価されづらいですし、大学生や社会人になってから重要性に気づくようなことかもしれません。
そこまで生徒や保護者が辛抱できるかどうかです。
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