いくらなんでも
生徒に対しては全身全霊で指導しますし、毎月保護者にお送りする講評でも感じたままをお世辞も入れずに書きますが(だから生徒が増えないのかもしれませんが)、生徒側の要望に対して「いくらなんでもそれは…」と思うこともあります。
例えば、運動系の部活動をするだけでなく、その運動の習い事までする。それにより毎日夕方から夜遅くまで勉強ができない状態。休みの日も通っている習い事の遠征ばかり。
そのような状態で、人気も高く偏差値もそこそこ高い学校を志望されると、「いくらなんでも…」と思ってしまいます。
それだけその運動に時間をかけるなら、「じゃ、勉強で受験せず、スポーツ推薦狙えよ」と思ってしまいます。
保護者もそれくらいわからないものなのでしょうか。
我が子かわいさから、我が子はなんでもできるスーパーマンとでも思っているのでしょうか。
「二兎を追う者は一兎をも得ず」とはうまくいったものです。
二兎を得るような指導はできませんし、それで二兎を得たとしても後にえらい目に合うような気がします。
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