毎年、春休みなどの長期休暇には自習室無料開放を、2月から約2か月間は中学先取り講座をおこなっていますが、受講者はあまり多くありません。

自習室無料開放についてはそれも仕方ないと思いますが、中学先取り講座はもっと多くの人に受講してほしいなあと思っています。

特に地元の公立中学に進学する人には強く思います。

理由は3つ。

1つ目

中学入学前に学習習慣や勉強の仕方を身につけてほしいからです。

これまで中学入学後に入会する生徒を見ていると、小学校時に他塾に通っていた人でも、「塾に行った時だけ勉強する」「ただただ塾の宿題をする」みたいな人ばかりです。

日々勉強する習慣を身につけている人、ノートの使い方・暗記の仕方などの勉強の仕方を身につけている人はほとんどいません。

当塾では、勉強だけでなく勉強の仕方まで指導します。たった1～2か月でも指導した通り勉強すれば、入学してから楽だと思います。

2つ目

地元の公立中学の授業の進め方がひどいからです。

これは、当塾に地元の公立中学に通う生徒が来始めてから気づいたことです。

生徒に進度を聞いたら「本当にこのペースで、1年後に教科書が終わるの？？」みたいなペースでした。すると案の定、冬休み前後から駆け込み授業。冬休み前や学年末試験の範囲が異常に広く、「こんなの、どうやって準備できんねん？！」という状態でした。

私立高校に進むのならまだしも、公立高校に進学希望なら、内申点が関係します。こんな授業を生徒にしておいて、学校側のさじ加減で内申点を付けられてしまいます。

そういう学校の無茶な進度にも、せめて英語と数学だけでも先取りしておけば、定期試験前に数学と英語以外の教科に時間を割くことができ、何とか対応できるのではないかということです。

3つ目

中学生活をスムーズに始めていただきたいからです。

中学に入って部活動を始めたい人もいるでしょう。部活動は入学後しばらくたってから正式入部でしょうか。

部活動が始まると、勉強に部活動にと、小学校時代とは異なることだらけです。慣れるまで時間がかかる人もいるでしょう。慣れるまで、勉強がおろそかになってしまうかもしれません。

しかし中学入学までに先取りしておけば、多少の遅れは十分カバーできるでしょう。「先取りしている」という心の余裕も生まれます。

以上3点から先取り講座を勧めるのですが…このようなちゃんとした考えのご家庭は、他塾を選んでいるのかもしれません（泣笑）

2024.01