日記の効能
低学年の日々の学習に日記を挙げていました。
問い合わせのあった方にももちろんお伝えするのですが、日記の壁は高いようで(笑)、決まって困った顔をされます。
理由として、文章を書くのが苦手というのがあるようです。
またハードルを上げている原因として、たくさんの文章を書かなければいけないのではないか、日記を書くにはその題材が必要で、それには旅行などに頻繁に連れて行かなければならない などがあるようです。
私からすれば、前者はまだしも、後者は「んなアホな」という思いでして…(笑)
それは「日記は、旅行などのイベントについて書くもの」と思っているからではないでしょうか。
日記はまさに「その日にあったこと、ふと思ったことを、思いのまま書く」ことです。日記のためにどこどこに連れて行って…なんてことは必要ありません。
文章も別に短くてもかまいません。「いつ、どこで、だれが、なにを、どうした」とその感想程度で十分です。
日記を書くことで得られる効能は主に2つ。
1つは「漢字の練習になる」。
習った漢字や知っている漢字はできるだけ使うようにすると、漢字の習得が早くなります。
もう1つ、これが大きいと思いますが、「記憶力が良くなる。ちょっとした違いに気がつくようになる」です。
毎日書くことはやはり大変です。書くことよりも「ネタ探し」に苦労します。そのため、書こうと思うと、その日の登下校・学校や家庭であったことを思い出さなければなりません。そういうことを1週間、1ヶ月、1年…と続けていれば、記憶力が良くなると思いませんか?
私は小1から小4まで毎日書いていました。両親は引っ越し先までその時のノートを運んでいました(笑)
今もあるブログを毎日書いていますが、いつまで経っても拙い文しか書けません。けど記憶力低下防止には役立っているように思います。
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