勉強のよくできる子の特徴
これも長年生徒を見てきて思うことですが、勉強のよくできる子は次の3つの特徴があります。
1.素直
2.日々の勉強を怠らない
3.勝手な判断で勉強量を減らさない
1はわかると思います。教えた通り・指示した通り行う子は伸びが大きいです。
2について
当塾の生徒には、小学生なら計算・算数・漢字、中高生なら英・数は毎日するように言っています。
これらは毎日コツコツやって初めて伸びたり身についたりするものだからです。
高1の1人は小6の3月から当塾の英・数プリントを毎日解き進め、塾に来ない時にはメールで送って来て、その日のうちに直しまで仕上げていますが、英・数は中1からずっと5(5段階評価)、高校からは10(10段階評価)です。
プリントを解き進めている生徒は他にもいますが、毎日している生徒はこの高1と同じように好成績を収めているものの、毎日進めない生徒はさほど伸びません。2~3日分まとめてする生徒や、指示通りの仕方で直しをしない生徒などは伸びがよくありません。
3について
できない子ほど、勝手に1日の決められた勉強量を減らしがちです。
「徹夜してでも仕上げさせるのか?鬼か!」と言われそうですが、そうではありません。
納得いくような理由があれば仕方ないですが、こういう子ほど納得いくような理由はありません。
1日の決められた勉強量を減らす人は、その日の予定が把握できていないケースが多いです。
つまり、自己管理ができていないということです。
できる子は、翌日の予定(しっかりした子は1週間の予定)が頭に入ってますから、「これをこの時間にして…」とものごとを計画的に進められます。
それに対してあまりできない子は行き当たりばったりです。勉強を済ませてから自由に時間を使えばいいのに、好き放題時間を使ったうえで勉強をします。
仕上がるまでするならかまいませんが、こういう子に限ってそこまでの根性はありません。「いつも10時に寝る。10時になったから勉強をストップしよう。仕上がらなければ減らそう」という思考です。
そういうのは、小学生はもちろん中高生でもできないのであれば、保護者がきちんとスケジュール管理をすべきだと思います。
ここで述べているのは、いたって標準的な学力の子が対象です。「私は天才」とか「うちの子は他の子と違って賢いの!」みたいな家庭の方には何の参考にもなりません(笑)
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