ちょっと①
先日、54歳の誕生日を迎えました。
塾も来年4月、30年目を迎えますが、そろそろ潮時かなあとも思うようになりました。
もちろん、今いる生徒に迷惑をかけることはしませんし、必要とされれば指導するつもりです。
しかし、自分の思うような指導がしづらくなっているのも事実です。
私の塾の方針の根本にあるのは、小学校時代に通っていた剣道の道場と中学受験塾での経験です。
剣道の道場はある寺にあったのですが、当時はちゃんとした建物もなく、青空道場、指導者も同志社の剣道サークルの学生でした。
雨が降ったりした日やその翌日は、青空道場に水が溜まり、稽古ができませんでした。
そんな時は寺の御堂で基礎トレだったり、近くの公園でドッジボールをしたりしました。
剣道の稽古は好きではなかったですが、雨の日の基礎トレやドッジボールは大好きでした。
小学校でも、毎朝2学年上の子達とドッジボールをしていましたが、道場でのそれも、上級生の中高生と共に行うのがとても楽しみでした。
いつもの稽古では見られない、上級生の振る舞いが印象に残っています。
中学受験塾は小5からの2年間通いましたが、今振り返るとなかなかハードでした。塾長が怖くて怖くて仕方がなく、毎授業ある暗記調べで言えなかったらどうしようと、いつもお腹が痛くなりました。
しかし受験終了後の卒業パーティーでは楽しい経験をし、中学入学後も「毎回,成績表を見せにくるように」という言葉を真に受け、悪い成績表をビビりながら見せに行きました。
でも怖かったのは中学受験までで、中高のどんな悪い成績表を見せても、アドバイスはされるものの怒られることはなく、その後は学校生活を聞かれるくらいでした。
そしてなぜかそれだけ怖がっていたのに、「大学に入ったら、この塾で教えたい」と思うようになりました。実際、大学合格後、4年間その塾で働きました。
次回に続きます
(中学受験時代の塾について、詳しくはブログ「勉強会だより」の「特別編 賢星進学教室」へ。「賢星」で検索)
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