ある記事について⑤

先日の「ある記事について④」の続きです。

③で「子供と親の負担率として、中学受験は親が3割に対して子が7割。高校受験は親が1割に対して子が9割」に触れ、高校受験に関しては合っているのではと記しました。

だからといって高校受験を選択すれば親の負担が小さくなるかと言うと、そうではないと思います。

中学受験を選択しなくても、③で記した

①「見る・聞く・話す」といった基本作業ができるように育てる

②子の将来を考え、逆算してレールを敷く

③そのレールに子が気持ちよく(無意識に)乗れるよう、子を導く

④日々の学習習慣を身につけさせる

⑤将来の受験勉強に耐えられるよう、健康管理をし、体力をつける

⑥最低限の礼儀を身につける

の6つは、親の役目だと思います。

④でも勉強量が受験生に比べて多くないだけで、日々の学習習慣は身につけておくべきでしょう(学校の宿題だけで平均レベルになるはずがありません。特に公立小中が高のレベルは格段に落ちているのですから)。

ところが最近の親を見ていると、「子の自由にさせてあげる(というか、甘やかす)のが親の役目」とか「中学受験をせず高校受験を選べば、我々親の負担は1割で済むから楽」と思っているのか、上に記した6つのことすら考えもせず、ただ塾に通わせればなんとかなるかのような振る舞いをされる方が多くなっているように思います。

中学生になる頃には自我も芽生え始めますので、たとえ間違っていても自分の思い通りに動こうとします。それまでに親が子に対して上記6つの考えもなく育てていたら…こちらからすれば「プチモンスター」です(笑)


続きはまた後日。

厚志館

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